はじめに
地震や台風、豪雨など日本列島ではいつ起こるかわからない自然災害に備えることが重要です。本記事では、最低限持っておきたい防災グッズをカテゴリー別に分かりやすく紹介するとともに、準備のポイントや点検方法まで解説します。
1. 防災準備が必要な理由
- 日本は地震大国であり、数年ごとに大きな地震が発生
- 台風や豪雨による河川氾濫、土砂災害のリスクも高まっている
- 緊急時には行政の支援が十分に届くまでに時間がかかるケースもある
被災後すぐに行動できるよう、事前に必要なものを揃え、家族や地域で役割を分担しておくことが命を守る第一歩です。
2. カテゴリー別|必ず揃えておきたい防災グッズ

2.1 食料・飲料水
- 長期保存可能な備蓄食(レトルトご飯、缶詰、フリーズドライ食品など)
- 飲料水(1人あたり1日3Lを目安に、3日分以上)※アクアシステムがお勧めです。
- 携帯浄水器(川や雨水を安全に飲用できるようにろ過)
- 非常用ウェットティッシュ(長期化を考えるとこちらのような速乾タオル2種を用途分けし都度洗浄して繰返し使う方が良いかも)
- カトラリーセット(割箸等で充分と思われがちですが長期化と衛生面を考慮すると繰返し使えて清潔軽量なチタンタイプの箸は意外と大事です)
- コンパクト雨水タンク
2.2 医薬品・救急用品 医薬品・救急用品
- 応急手当キット(絆創膏、ガーゼ、包帯、消毒液など)
- 解熱鎮痛剤・下痢止め・風邪薬などの一般薬
- 持病の薬(1ヶ月分程度を余裕を持って備蓄)
2.3 ライト・電源確保
- 懐中電灯・ヘッドライト(予備の電池も忘れずに)
- モバイルバッテリー(可能であればポータブル電源のような大容量モデルとソーラーパネルセットのタイプが望ましい)
- ソーラー充電器や手回し充電ラジオ
2.4 衛生・トイレ対策
2.5 衣類・寝具
- 防寒着(夏でも意外と夜は冷えこむ事があるのでウルトラライトダウンのようなコンパクトにカバンに入るものがあれば良いがお持ちの冬用のセットアップを羽織るのがベストかも)・レインウェア(急な気温変化や雨天に備えて)
- コンパクト毛布・アルミシート(体温保持用)
- 履き慣れた靴・靴下の予備
- コンパクト寝袋(軽量コンパクトになるのに極寒にも対応できるエアロゲル寝袋もしくは超軽量なのに暖かく掛け布団のように使えるキルトシュラフおすすめです)キャンプや日常に使用する事も出来ますしダウンタイプの物はぐちゃぐちゃにカバンに詰め込んでOKなので楽です。私も色々な寝袋で失敗を経験しこの2点に行き着きました。
2.7 現金・貴重品
- 現金(小銭も含む) ※ATM停止の可能性を考慮
- 保険証・本人確認書類のコピー
- 緊急連絡先リスト(親族・学校・職場など)
2.8 その他あると便利なもの
- 笛・ホイッスル(救助を呼ぶため)
- マルチツール・携帯ナイフ
- ビニール袋・ロープ・養生テープ
- 簡易マットと枕(登山用がコンパクト軽量なのでおすすめですがタオルやカバンや衣類で代用可)
- 折りたたみ椅子(少しでも座れる場所があると疲労感軽減に役立つ)
- 地図・コンパス
3. 備えのポイント. 備えのポイント
- 定期的な点検と交換:保存食や飲料水、常備薬は賞味・使用期限をチェックし、半年に一度は入れ替えを行いましょう。
- 家族との共有:所持品の場所や使い方、防災時の集合場所を家族全員で確認。子どもや高齢者にも分かりやすく。
- 携帯用バッグの用意:『3日分の備蓄』をまとめる非常持ち出し袋と、日常でも持ち運べる『1日分のバッグ』を用意すると便利です。
- 被災想定訓練:避難ルートや避難場所を実際に歩いて確認し、地域の防災訓練にも積極的に参加しましょう。

4. まとめ
万が一のときに慌てないよう、普段から少しずつ準備を進めることが大切です。本記事で紹介したアイテムを参考に、ご自身と家族を守る備えを整えましょう。
必ず人数分の防災用品とリュックを用意しましょう。人数が多ければリュックの中身を分散させる事も可能になり持ち出し可能な荷物量を増やす事が可能になります。キャンプや登山関連のアイテムが非常に役に立ちます。UL(ウルトラライト)と呼ばれる軽量化かつ日々進化する高品質なギアが防災にも転用可能で避難先でも大変役に立ちます。
リュックに余裕があれば避難先で役立つ簡易テント(避難所でもプライベート空間をつくるため)や調理器具(固形燃料かガスバーナーか焚き火台が熱源として別途必要)なんかも用意できると最高です。テントは固定不要な自立式かつリュックの邪魔にならない2kg以下だけど室内に荷物を置く程度の広さがある製品(例えばこちらのようなカンガルーテントと呼ばれるテント)がお勧めです。
リュックは防災用の物がよく売られており実際はどんなリュックでもかまいませんが、長時間背負っても疲れづらく大容量、悪天候にも対応できる等を考慮しこちらの中で避難所や捜索時に目立つ配色の登山用のリュックが最も良い選択かと思います。
・一つ一つを揃えるのが面倒が場合こちらのような一式セットもオススメです→防災リュックセット
今すぐチェック! まずは自宅にあるものをリストアップし、足りないものを買い揃えることから始めましょう。いざというときの安心につながります。
本記事が皆様の防災対策に役立つことを願っています。